2011年08月03日

Economist を格安で読もう!〜デジタル雑誌版なら Zinio 〜

Economist を格安で読もう!〜デジタル雑誌版なら Zinio 〜

電子書籍と共に普及が期待される電子雑誌(デジタル雑誌)。
特に英語学習者にとっては洋雑誌は憧れの的ですね。
私も去年9月から The Economist を紙版で購読しはじめ、格調高い英語に魅了されつつ毎週、格闘してきました。
そして先日、定期購読の契約が間もなく終わる通知が届き、継続購読するかどうか決めなくてはいけません。

このまま print edition を継続すると31,050円/年(新規だと34,500円!)もかかるので、割安なデジタル版へ移行する手を模索してみました。

検索でひっかかった Zinio がいちばんよさげだったのですが、不思議なことに日米双方のページがあり、出てきた価格差に唖然!

↓米国版:10,242円/年
http://jp.zinio.com/browse/publications/index.jsp?productId=369336404
↓日本版:25,200円/年
http://jp.zinio.com/browse/publications/index.jsp?prnt=cat1960024&productId=500623479&categoryId=cat1960126

なんと半額以下です。
↓このサイトによると日本版は1ドル=190円換算の価格になるそう。
http://d.hatena.ne.jp/yabuDK/20110722/1311319125
1ドル70円代半ばが定着した今、2倍以上も高いものを掴まされるわけです。ひえ〜

因みに、プレビューも日米で温度差が激しく、アメリカはたっぷり試し読みできるのに対し、日本はプレビューとは呼べない代物。これがデジタル化先進国とそうでない国の差ですね。
↓米国版プレビュー
http://jp.zinio.com/reader.jsp?o=int&offer=398803672&pub=369336404&prev=sub
↓日本版プレビュー
http://jp.zinio.com/reader.jsp?o=int&offer=500379734&pub=500623479&prev=sub

てことで、ダメもとでアメリカ版で購入しようとしたところ
国外からは買えない的つれない表示で、あえなく撃沈。
それも当然かと思い、仕方なく日本版での購入を決めかけていました。

ところが・・・

iPhone のアプリが無料であることを知り試しにダウンロードしてみました。
恐る恐る Economist のページに行くと・・・
http://itunes.apple.com/us/app/zinio-magazine-newsstand-reader/id364297166?mt=8
なんと、
11,500円/年と表示されるではないか!

どうせ、“あなたの国からは購入できません”的メッセージが出ると思い
半信半疑で進めていってもそんな表示は一切出ず、
気がつくと「購読」ボタンをタップしてました。

そう。すんなり買えたんです。

アメリカ版とほぼ同額、日本版からだと半額以下の超格安での年間購読です。

みなさ〜〜ん、
Economist をデジタル版で読んでもいいって人は
iPhone アプリから買うのが断然お得ですよ〜〜。

あれ、これってみんな知ってるのだろうか。
とっくに知ってたって方はすみません。
もし知らなくて iPhone をお持ちなら、
↓iPhone アプリからがお得です。
http://itunes.apple.com/us/app/zinio-magazine-newsstand-reader/id364297166?mt=8
↓iPad アプリも同様も思われます。
http://itunes.apple.com/us/app/zinio/id364297166?mt=8

しかも zinio というリーダーは下記するようになかなかのスグレモノで
デジタル版が出ていて、欲しい雑誌があれば試しに読んでみてはいかがでしょう。

<1冊単位で買える>
デジタル化が進む海外を反映して洋雑誌はかなり安く購入できる上、
年間購読だけでなく単号でも買え、ものによっては1ドル以下。
気軽に購入できます。

<端末を選ばない>
読める環境は PC 上、iPhone、iPad はもちろん
↓7月20日から Android への提供も始まった模様。
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1107/20/news110.html

<読みやすい>
しかもリーダーが大変読みやすい!
私は断然アナログ派で、紙版がほんとはベストですが
この読みやすさならよしとしましょう。
http://jp.zinio.com/browse/publications/index.jsp?productId=369336404

<オフラインでも読める>
↓zinio Reader をダウンロードすればネット接続していなくても読めます。
https://jp.zinio.com/account/download-reader-page.jsp
これもあると便利な機能なので早速、ダウンロードしました。

<印刷もできる>
じっくり読みたい記事、紙で保存しておきたい記事は
プリントアウトすることもできます。

<種類が豊富>
↓ビジネス誌・英語
http://jp.zinio.com/browse/category/index.jsp?prnt=cat1960024&navAction=jump&navCount=0&categoryId=cat1960126
↓音楽誌・英語
http://jp.zinio.com/browse/category/index.jsp?prnt=cat1960014&navAction=jump&navCount=0&categoryId=cat1960070
↓日本の雑誌もまあまあ揃っているか(ビジネス誌・日本語)
http://jp.zinio.com/browse/category/index.jsp?prnt=cat1960024&navAction=jump&navCount=0&categoryId=cat1960126

<短 所>
但し、覚えたい単語を選択して単語帳にコピペしようとしましたが、それはさすがにできないようです。


今までの契約が9月中旬までなので1カ月ほど被ってはいますが
それでもなお、かなりのバーゲンでした。

皆さん、いかがですか。
お盆休みも近いことですし、これを機会に
ご自分の好きなジャンルの雑誌を1冊試しに読んでみて
気に入れば定期購読するってのはどうでしょう。

↓Zinio トップページ
http://jp.zinio.com/

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posted by 英語モノ at 18:55 | Comment(9) | TrackBack(0) | おススメ!教材・コンテンツ
この記事へのコメント
管理人様。
初めまして。唐突な書き込みお許しください。

私も昨年よりThe Economistのプリント版を購読しており、
そろそろ更新の時期を迎えております。

この一年を振り返ると、プリント版についてはあまり目を通す
機会が無く、iphone版アプリからダウンロードして記事を読み、
音声を聴くというスタイルが個人的に使いやすい事に気づきました。

従って、デジタル版への移行を考えておりますが、Zinio版だと
音声についての入手は可能でしょうか。

折角出会ったThe Economistという良い素材があるので、今後とも
有効活用してお世話になっていきたいと思っています!

いきなり質問ばかりで不躾なコメントで申し訳ございませんが、
今後とも貴ブログを拝読したいと思っております。
宜しくお願い致します!
Posted by Economist更新間近 at 2011年10月08日 12:01
Economist更新間近様

はじめまして。
コメントありがとうございます。

Zinio 版には音声はありません。
しかも、Zinioは購読しなくてもよかったかなとも思っています。
というのも、プリント版の購読期間が終わると本家のiPhoneアプリが読めなくなると思ったんですが、今でもちゃんと更新されるんです。
ただこれが、最初にプリント版でアカウントを取っていたからなのか、たまたまラッキーなのか、それとも誰でもそうなのか、実は私もこの辺のシステムがよく分かっていなんです。
無料でこれだけできるならデジタル版の意味って何?と思ったりして。。。逆に、この辺り、ご存知ですか。

ただ、PCでもけっこうお読みになるようでしたら、ウェブサイトは週に5か10記事という制限がありましたからそれには留意した方がいいと思います。

それとフォントもZinioよりEconomistの方が私の好みに合いますし、ページ順もZinioは海外仕様なんです。

なんだか中途半端な情報で恐縮です。。。
Posted by 管理人 at 2011年10月08日 14:43
早々にご教示頂きまして有り難う御座います!

そうなのですね。本家iphoneアプリでも引き続き読む事が
できるということですか。。
一度プリント版のサブスクリプションを登録したら、引き続き
読めてしまう(バグの様な)ものなのかもしれませんね。

私も一度期限が切れた後に試してみて、Zinioにするかどうかを考えたいと思います。
貴重の情報を有り難う御座いました!
Posted by Economist更新間近 at 2011年10月11日 09:12
Economist更新間近様

いいえ、半端な情報で恐縮です。
そうですね、期限切れの後に様子見をするのがいちばんよさそうですね。
また結果、お知らせください。

それにしても Economist ほんとにためになる雑誌です。
最新号も図ったように Steve Jobs と personal technology の特集でした。

これからも記事で気になるものなどありましたら、いつでもコメントお待ちしております。
Posted by 管理人 at 2011年10月11日 18:11
Economist 更新間近様

このコメント、ご覧になっていると嬉しいのですが。。。

あれから Economist から連絡があり、やはり、登録を解除し忘れていた、とのことでした。
で、このままだと読めなくなるからdigital か print を続けたら、という誘いでした。
というか、終了してちょうど1ヶ月後くらいなので、これが引き留めの常套手段なのかもですね。

とにかく、Economist 更新間近さんのところにもそのうち同じようなメールが来ると思われます。

取り急ぎ報告まで。。。
Posted by 管理人 at 2011年10月22日 18:40
管理者様
ご丁寧にご教示頂きまして有り難う御座います!

なるほど、少し時間差をつけて連絡が来る訳ですね。
引き続き読みたいと思っているので更新しない理由は
ありませんが、連絡が来るまで待ってみたいと思います(笑)

ということは、Zinio版はやはり別モノのサブスクリプションと
見なされているということなのかもしれませんね。

色々とご丁寧にご教示頂きまして、有り難う御座いました!
Posted by Economist更新間近 at 2011年11月11日 10:21
Economist更新間近様

そうです、時間差攻撃です^^
そうですね、様子見が私もいいと思います。

はい、zinio は完全に別物と認識されているようです。

また何か動きがありましたら教えてください。

Economist 難しい雑誌ですが、読み応えがあって楽しいですね^^
Posted by 管理人 at 2011年11月12日 17:48
The Economist の内外価格差を疑問に思って検索したら引っかかりました。

南アフリカで紙版を購読していたのですが、結局はiPadで読んでいたので、半額以下の南アでの購読費のままにしようと思っています。さらに、紙版のコストを職場の後任に半分「売る」こともできます。

本当にこんなんで良いのでしょうか・・・。
Posted by Masa at 2012年07月10日 02:37
ほんとに国内のEconomist購読料、高いですよね。
そういう意味もありデジタル版でも十分なのでこれからも紙版は買わないと思います。
Posted by 管理人 at 2012年07月10日 15:40
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