2011年04月16日

「Sapio」:英語やり直し組へおススメ教材

小学館の雑誌「 SAPIO 」4月20日号に、佐藤優氏による英語やり直し組におススメの教材が9冊、紹介されていました。これは私が評価するテキストとかなり被っていて、それじゃあ私のおススメも併せてご紹介しようと思い立ちました。

佐藤氏は元外務省の分析官で、今はいろいろな雑誌でコラムを書いている人気作家です。語学のプロである元外交官として、こういう語学アドバイス的コラムもけっこう執筆しています。
選び方の特徴はいわゆる受験英語系のテキストが目立つこと。私も最近、思いを強くするのが、TOEIC にしろ英検にしろ、ドラマにしろニュースにしろ、結局は大学受験で習ったことに戻って来るなということ。
ですから、本気で英語をやり直そうと思っていて中・高でサボった方は、佐藤氏が書いているように、真面目な受験英語をコツコツやる方が実は近道です。

下記にその9冊を並べました。
◎=私も超おススメ
○=類似書でベターなものがある
×=余りおススメしない
に分類し、類似書でおススメのものが私の一押しです。

もちろんこういったものは好き嫌いがあり効果も個人差がありますので、その辺りは大人の対応をお願いいたします^^;
ただ、どんな教材でも自分が“これだ!”と思ったものを信じてやることが何より大事で、1ジャンル=1,2冊くらいに絞りそれぞれを深くやるのがいちばん効果的だと思います。
これからGWですね。スタートするにはいい時期です。是非、ピンと来たものから1,2冊、始めてみてはいかがでしょう。

○ 1.『マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)』−高校レベル文法解説&演習

※洋書の文法書ベストセラー『 Grammar in Use 』の日本語版

◎ 私のおススメ…『スワンとウォルターのオックスフォード実用英文法』(2分冊)
「パートA:動詞と時制」  「パートB:修飾と接続」

※こちらも洋書で書かれた文法書「 The Good Grammar Book 」を更に分かりやすくした日本語版で、『マーフィー…』よりすっきりレイアウト、上手な色使いで、私はこちらに軍配を上げます。日本の学校文法的アプローチも注釈にあるのも親切。

× 2.『総合英語Forest 6th edition 』−高校レベル文法解説

※一般的には高評価なんですが、分厚過ぎてレイアウトも見にくいので個人的には×にしました。でもこの中身で1575円は安い!

(左)○ 3.『システム英単語 Basic』−中学〜高校レベル単語
(右)◎ 4.『システム英単語 Ver.2』−高校レベル単語

※私の薦める使い方は、中学レベルOKの人は4.のみ、中学からの人は8.→4.の橋渡しがいいと思います。
※単語集に関して言うと、『DUO』のように1文に重要語を詰め込むとどうしても不自然で難解な例文になり、また『ターゲット』のような単語羅列型はもう時代遅れ。その点、フレーズで覚える『シス単』は理にかなっていて語法も同時に学べるからグー!

○ 5.『 Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント215の征服』−高校レベル(大学受験)文法演習

※文法書には解説型と演習型に大別され、後者は文法力がある程度ないときついです。これもそういうもので、『スワン・・・』などを仕上げてから手を付けるべき。

◎ 私のおススメ…
(左)『即戦ゼミ3 大学入試英語頻出問題総演習』(即3)
(右)『即戦ゼミ8 大学入試基礎英語頻出問題総演習』(即8)

*『即3』方が『 Next Stage 』ほど難問が少なく素直な作り。
 『即8』はそれを更にとっきつやすくした基礎編。

(左)○ 6.『英文標準問題精講』−高校レベル(大学受験)英文解釈
(右)◎ 私のおススメ…『基礎英文問題精講』

※長文読解には欠かせない英文解釈。『標準』の方は私が高3のとき使い、このお陰で受かったといっても過言でない良書。ところが、哲学的な文章が多く時代にそぐわないので、今は姉妹編である『基礎』の方を大推薦します。

× 7.『英語四週間』−中学レベル文法

※店頭で見てみましたが例文といいレイアウトといい古臭い。1930年刊だそうです。佐藤氏が薦めるだけに良質なのでしょうがいかんせん時代遅れです。
※中学レベル文法は1.『スワンとウォルター…』さえあれば大丈夫です。

◎ 8.『くもんの中学英単語1500』−中学レベル単語

※これはよくまとまっています。覚え方もシス単式なので実用的。
中学レベルの単語からおさらいしたい方はこれですね。

○ 9.『 IELTS 学習法と解法テクニック』−TOEIC より優れたテスト

※ TOEIC、TOEFL より優れたテストがありそれが IELTS(アイエルツ)だ、という佐藤氏の主張には全面的に賛成!
但しこのテスト、試験時間はほぼ3時間(L:40 分、R:60 分、W:60分、S:11〜14分)、受験料は24,675円もして、長くて高い!
とはいえ日本では英検が2010年から共同運営に乗り出したので、もしかしたら人気が高まるかもしれません。

以上です。
“もう使ってるよ””とか“他にはこれも推薦!”みたいなコメントがあれば遠慮なくどうぞ。皆さんでシェアしたいと思います。

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posted by 英語モノ at 20:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | おススメ!教材・コンテンツ
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